乃木坂46の記事を読んでいると、「生誕祭」なるワードを良く見かけます。
公式ブログでも、メンバー自身から「生誕祭」の様子を紹介する機会が増えていることから、今回は「生誕祭」についてまとめてみようと思います。
握手会には行ったことがあっても、「生誕祭」には、これまで参加したことがなかった方や、「生誕祭?なにをするの?」と思っている方の「ささやかな情報」となれば幸いです。
そもそも「生誕祭」とは?
2006年2月10日、AKB48劇場で行われた公演において、増山加弥乃の12歳の誕生日を祝福したことが、「生誕祭」のルーツとされる。
この時は、まだファンがサプライズでクラッカーを鳴らす程度のものだったが、有志が他のファンにクラッカーを配るなどファン同士の横の繋がりが出来はじめた。
これが現在の「生誕祭実行委員」(「生誕委員」)へと繋がり、運営側と協力しイベントを行うようになった。2006年には「生誕祭」と呼ばれるようになり、現在まで続く恒例イベントへと発展した。
引用: https://48pedia.org
歴史的(?)には10年以上前から行われていたようですね。乃木坂46の場合は、AKB48のように劇場を持っているわけではないので、主に個別握手会で行われるイベントとなっています。
メンバーとの直接交流が持てる握手会でも、特に個別握手会が「生誕祭」実行日に選ばれています。
そもそも、「生誕祭」は「メンバーへのサプライズ企画」である!ということを、まずは申し上げておきます。
乃木坂46の場合、誕生日の前で一番近い日程の握手会が選ばれていますが、諸事情によって誕生日の前後で近い日が選ばれることもあります。
そして「生誕祭」最大の特徴が「運営側が開催する公式の企画ではない」ということなのです。
あくまで、乃木坂ファンの有志が集まり企画を練り、運営側対し許諾を得て行う、
『運営側公認(許諾済)の非公式の誕生日お祝い企画』
なのです。
もちろんですが、運営側公式企画である握手会の会場を使わせて頂き、メンバーを直接お祝いする趣旨からも運営側の許諾・協力は不可欠!運営側の協力無くしてこの企画は進まないのです。
生誕祭はいつやるの?
前述したように運営側対し許諾を得て行う、『運営側公認の非公式の企画』という面からも、公式ブログ等では一切開催のアナウンスは行われません。
じゃあ、どうしたら分かるの?
一般的には、Twitter等で推しメンの「生誕祭」を企画する「生誕祭実行委員会」のアカウントから情報発信されることが多いようです。
出典: https://www.google.co.jp/search
また、「生誕祭」の開催前には、握手会会場やTwitterなどで「お祝いメッセージカードのお願い」としてメッセージカードを書いてくれるファンの人たちを募集しています。 これは通称「メセカ」とも呼ばれていますが、生誕祭メンバーへのプレゼントとしてメッセージカードを集めたアルバムを贈ることが慣例化しているようです。
このような場面で「生誕祭」がいつ行われるか確認することができます。
生誕祭には誰でも参加できるの?
「生誕祭」は、握手会の各部の合間(休憩時間)を使って行われます。
握手会エリアにメンバーが休憩時間にも関わらず来てくれます。そこでお祝いをするスタイルを取ります。
写真は、斎藤ちはるさんの「生誕祭」の様子です。生誕委員と同じアウターを着てますね💛
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そのため、「生誕祭」は会場のフリー・スペースにいる方なら誰でも見ることができます。
メンバーが来る場所の最前列は生誕委員の人たちがいます。(これは行動を起こした方々の特権ですね。)そこを除けば早いもの順という感じになります。
生誕委員の近くに早めに行っておけば比較的良く見られると思いますし、メッセージは会場にいれば誰でも聞くことができます。(最近は生誕委員用にブースが設けられているようです。)
一緒に「生誕祭」をお祝いしてくれるメンバーが一緒に出て来てくれることもあり、そのメンバーが生誕メンバーにお祝いコメントや手紙を読んだりすることもあるので、 メンバーの意外な交友関係が見えたりするのも楽しいです。
出典: https://www.google.co.jp/search
出典: http://livedoor.blogimg.jp
生誕委員って?生誕委員は誰でもなれるの?
これは、各メンバーの生誕委員会によって違いがあると思います。
Twitter等で「生誕祭実行委員会」のアカウントが立ち上がっていますので、個別に問い合わせてみるのも良いかと思います。
委員募集のお知らせが流れてくることもありますしね。
また、会場でメッセージカード集めをしている生誕委員に直接聞いてみるのも良いかと思います。
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「生誕祭実行委員会」は、メンバー誕生日の数か月前から立ち上がるのですが、生誕祭が終了するといったん解散します。中にはファン同士でグループを作って「生誕祭」は、グループにとって、ひとつの企画として活動している生誕委員会もあります。こういったグループも楽しそうですね。
ここまで読まれてきて、「地方に住んでいて生誕祭には参加できないから・・・」とあきらめている人もいるでしょう。
ですが、 「生誕祭」当日は行くことは出来ないけど「生誕祭の企画を一緒に考えてメンバーをお祝いしてあげたい!」、という地方在住の生誕委員もいます。
例えば
・メッセージカードのデザインを考える
・お揃いの生誕祭Tシャツを着てお祝いするならそのデザインを考える
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・握手会レーンの飾りつけを考える
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などなど、やる気と根気!推しメンの「生誕祭」を素敵なものにしたいという気持ちしだいなのです。
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出典: https://twitter.com
最近は、メンバーが「生誕祭」の様子を写真付きでブログで紹介してくれるケースも多くなっており、自身が企画したものが多くのファンに見てもらえるといった醍醐味もあります。
出典: http://blog.nogizaka46.com
上の写真は、筆者推しメンでもある若様の「生誕祭」の様子。公式ブログで発信されています。
出典: https://www.google.co.jp/search
ですが、ここで忘れてならないのが、企画を実現するためにはどうしても費用が掛かります。 掛かった費用は生誕委員で割り勘となりますので、そこを十分に理解する必要もあります。
「生誕祭」は、 乃木坂46運営側が協力してくれることで初めて先に進むことができます。
そのため乃木坂46運営側の信頼を裏切る行為は、今後の他の生誕祭企画にも大きく影響してきますので、やってみたいと思った方は十分な配慮が必要となります。
まとめ
握手会にはよく参加するけど「生誕委員はどこか敷居が高い」と思っていた方もいると思います。
確かに、生誕祭の数か月前から企画を考え、メッセージカード集めをしたり、当日はレーンの装飾をしたりと・・・色々と大変そうですね。
ただ、どんな苦労があるにしろ最後は「推しメンの喜ぶ顔(笑顔)」が、労ってくれるでしょう。