1995年12月29日秋田県に生まれた彼女は、幼少期にダンススクールに通いジャズダンスに没頭していた。
中学校へ進学後は、吹奏楽部に入部。3年生の時に『全日本吹奏楽コンクール』東北大会で銀賞を受賞している。
高校進学後は、これまでのように活発さがなくなり、自宅で過ごすことが多くなっていった。そんな彼女に父親が1枚の紙を手渡した。
「受けてみそ」
と、冗談まじりに父親が彼女に手渡したのは、「オーディションのチラシ」だった。
もし、父親がチラシを彼女に持って行ってなければ・・・彼女が、そのオーディションを”受けてみよう”と1ミリも思わなければ、この物語は始まらなかっただろう。
その1枚のチラシには彼女の”行く末”が既に刻まれていたに違いない。
のちに、日本を代表するアイドルグループ『乃木坂46』の中心的存在となる彼女のサクセスストーリーが。
プロフィール
サイリウムカラー
|
青紫
|
---|---|
愛称 | いこま いこまちゃん いこたん |
所属事務所 | 乃木坂46合同会社 |
生年月日 |
1995年12月29日(22歳)
|
出身地 | 秋田県 |
血液型 | AB型 |
身長 | 153cm |
合格期 | 1期生 |
選抜回数 |
乃木坂46 19回
AKB48 4回
|
第6回AKB選抜総選挙
|
14位(40,089票) |
第5回じゃんけん大会 | 1回戦敗退 |
出典: https://tumblr.nobwat.com/post/140741275101
プロローグ
2018年1月31日、オフィシャルブログで生駒里奈さんの乃木坂46卒業がアナウンスされた。
同日、自身のブログ内で卒業を報告。卒業時期については未定となっていたが、次回シングルを以て卒業することを明言した。
突然の卒業報告にファンのみならず、驚いたことでしょう。筆者も「まさか!本当に?」の思いでしたし、ブログの内容も何度も読み返してしまいました。
最初のうちは、「なんで?」「今じゃなきゃいけないの?」・・・と身勝手な思いが溢れておりました。だって乃木坂46の顔ですよ。だけど時間が経つにつれ、その思いは消えていました。
それは、生駒ちゃんの決めたことを納得し、背中を押してあげることがファンのできる唯一無二の応援であると思ったからです。筆者のみならず、そう思った方は少なくないはずです。
このオフィシャルブログでの卒業報告の前日、生駒里奈さんは都内で行われた日刊スポーツのインタビューのなかで、卒業を示唆していました。
「次のシングルをもって、乃木坂46を卒業します。具体的な日にちは決まっていないので、スタッフの方々と調整していきます」
~~
「20歳になったけど、料理も大してできないし、郵便局で1人でお金を払うのも不安。自分のことも世の中のことも、分からないことが多すぎると気づいたんです。自分は特別な才能の持ち主でもないし、このままの生活を続けて大丈夫なのかと思い始めました」
「大学に通っている人が社会人になるタイミング。世間的にはまだまだこれから頑張っていく年。ずっと芸能活動を続けていきたいと思うと、自分にとっては、1つ勝負に出るのは今がベストだと思いました。母親は『頑張ったんだし、いいと思うよ。卒業してもこれからもずっと応援するよ』と言ってくれました」
~~
「デビューから5枚目までの記憶が、全くないんですよ。もうあれ以上大変な時間はないのかもしれないというくらい、精いっぱいでした。あ、でも(乃木坂46加入前から大ファンの)ゴールデンボンバーさんと音楽番組で共演したのは覚えています。本当にうれしかった。東京に出てきて良かったです(笑い)」
~~
「悔いはありますよ。やり残したこともいっぱいある。でも、悔いがあるくらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。アイドルとは別の形でその夢がかなうかもしれないし。アイドルとしては、卒業までにソロ曲『水玉模様』のミュージックビデオをもう1度撮りたいです」
~~
「卒業したら、お友達をいっぱい作りたい。自分は知らないことが多い。知った先にあるいろんな感動とかを、もっと財産にしていきたいです。表現するお仕事や、幅広くタレントとしていろんなことに挑戦していきたいです」
引用: https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201801310000023.html
22歳という学生から社会人へ成長を遂げる節目の時期を、自身の卒業に選んだ生駒ちゃん。まだ卒業時期が決定していませんが、乃木坂46のメンバー・・・いや、アイドル生駒ちゃんとしての、功績を振り返ってみようと思います。
第1章 アイドル生駒ちゃん誕生
2011年
8月21日 乃木坂46結成日
38,934人のオーディション応募者から36名を選出した。その中に乃木坂46の顔となる生駒ちゃんが居た。
8月22日 1期生メンバー発表
前日の選出36名を1期生メンバーとして発表。
2012年
1月8日 デビューシングル選抜メンバー発表!
来たる2月22日に乃木坂46のCDデビューが決定し、そのデビューシングルを歌う選抜メンバー16名が発表された。この時の発表方法は今でも印象に残っていますが、乃木坂46実行委員会から携帯電話に選抜入りの連絡が入るという斬新的なものでした。
出典: https://natalie.mu/music/pp/nogizaka4603/page/4
そして・・・アイドル乃木坂46としての第1歩となる、センター「生駒里奈」の誕生の瞬間でもありました。
1月19日 デビュー曲初披露
AKB48「AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2012」の前座に参加した乃木坂46。
デビュー曲『ぐるぐるカーテン』でセンターを務めた生駒ちゃんは声を震わせながら・・・
「私たちには超えなければならない目標があります。その目標とは、AKB48です!」と言葉を詰まらせ
「まだまだ未熟ですが、同じステージに立たせていただいたことに感謝します。全力以上に努力して、いつか本当のライバルと言ってもらえるように頑張ります」と泣きながら2000人のAKBファンの前で誓った。
その後、MCで登場したAKB48の高橋みなみさん、峯岸みなみさん、指原莉乃さんの3人。
峯岸さんは「AKBだけでもライバルだらけだというのに、公式ライバルとか…。あれだけかわいく泣かれたらファン持ってかれちゃう」と危機感を募らせ、
指原さんは「AKBの選抜に入ってくることも…ありえますね。だってAKBだから」と言って会場の笑いを誘った。
のちに、指原さんが言ったことが現実のものになるとは、この時は誰も考えていなかったでしょう。
出典: https://www.google.co.jp
出典: https://www.google.co.jp
出典: https://www.google.co.jp
数年後には、ここで誓った目標が実現するのですから、筆者は記事を書きながら鳥肌が立つ思いでした。
2月22日 1st シングル「ぐるぐるカーテン」CDデビュー
記念すべき、乃木坂46デビューシングル発売日でもあり、のちに一般社団法人日本記念日協会から2月22日を「乃木坂46の日」として記念日に認定されています。
出典: https://www.google.co.jp
3月18日 2ndシングル「おいでシャンプー」選抜メンバー発表
発表前から涙を流すメンバーが多数居たことが印象的でした。今回の発表方法の独特なもので選ばれたメンバーが次の選抜メンバーを発表するリレー方式だった。
生駒ちゃん2作連続のセンターポジション!!
出典: http://nogitta.blog.fc2.com/blog-entry-24.html
5月2日 2ndシングル「おいでシャンプー」発売
出典: https://www.google.co.jp
さらに、CD+DVD盤 Type-Bには、生駒ちゃんのソロ曲「水玉模様」が収録されています。
出典: https://www.youtube.com
6月17日 3rdシングル「走れ!Bicycle」選抜メンバー発表
出典: https://www.youtube.com/watch?v=YBI3N8m7krA
7月28日 「おいでシャンプー」ミニ個別握手会~北海道~
北海道で行われたミニ個別握手会に、「乃木坂って、どこ?」でMCの日村勇紀さん(バナナマン)に買ってもらった服を着て参加しましたね。
公式ブログでも「肩出し」したことを赤裸々に報告していました。生駒ちゃんて可愛い洋服を着るのに少し抵抗があったんですね。
出典: http://blog.nogizaka46.com/rina.ikoma/2012/07/006185.php
8月22日 3rdシングル「走れ!Bicycle」発売
生駒ちゃん3作連続のセンターポジション!!
出典: https://www.google.co.jp
9月23日 「乃木坂ってどこ」~初めてのミュージカル涙の舞台裏大公開~
出典: http://www.dailymotion.com
この日放送された内容で生駒ちゃんが、記者からの「1部でメンバーが選ばれるというのはライバル心とか燃えるものですか?」という問いに、生駒ちゃんは「すいません」と言う言葉を残し、突然泣きながら会場から立ち去る場面が映し出されていた。
番組内でこの時のことを生駒ちゃんは
ゲネプロ後にメンバー同士の心と心のぶつけ合いで大泣きしてしまった。記者会見で「ライバル」と言う言葉を聞いてゲネプロ後の事を思い出し、このままではまた、さっきのように泣いちゃうと思ってはけました。
と語っていました。
10月7日 4thシングル選抜メンバー発表
出典: http://nogizaka46n46.net
12月19日 4thシングル「制服のマネキン」発売
生駒ちゃん4作連続のセンターポジション!!
出典: https://www.google.co.jp
2013年
1月6日 5thシングル選抜メンバー発表
この時の選抜メンバー発表も異色のものでした。自分の名前が書かれたカードを引いて中に書かれている番号がポジション位置になるというものでした。誰しも先に行きたくないのは分かるものですが、勇気ある生駒ちゃんが先頭を切って別室に向かった姿が印象的でした。
そして、ここで語った抱負に生駒ちゃんの秘めた強さをみた瞬間でもありました。
「辛い思いをいっぱいするポジションです。」
「だけど責任を持って背負っていきたいなと思います。」
出典: http://www.dailymotion.com
3月13日 5thシングル「君の名は希望」発売
生駒ちゃん5作連続のセンターポジション!!
のちにこの曲は、大舞台で披露される神曲となるのですが、筆者の乃木坂46楽曲No’1は、この楽曲です。
出典: https://www.google.co.jp
第2章 重圧からの解放
2013年
4月21日 不動のセンター生駒ちゃんが、2列目に!!
6thシングル選抜発表は意外なものでした。5作連続センターの生駒ちゃんが2列目に後退したのです。
出典: http://nogizaka46n46.net/archives/4018
そして、ミニライブでの6thシングル「ガールズルール」発表のとき、気絶卒倒してしまったのです。
出典: http://psydy-s.com/archives/1503
生駒ちゃんはこの時のことを、のちにこう語っています。
「全部溜め込んじゃって。注目されるのも苦手だったので、それがなくなったと思った瞬間に“しゃあっ!”という気持ちだった」
と明かし、センターを務める人たちには申し訳ないが正直な気持ちだという。
生駒ちゃんは乃木坂46のセンターでいることがずっと重圧になっていたんでしょうね。 加えて、「出しゃばり」とか、「騒ぎすぎ」などの理由なきバッシングが加熱していた時期でもありました。
こういったストレス、重圧から開放されると思ったことへの安堵感から、倒れてしまったのではないでしょうか。
生駒ちゃんは自身のブログでも、選抜発表、ミニライブでのことを語っていました。
そしてミニライヴにて選抜発表がありましたね!!皆さん結果知ってるよね!初めてセンター以外のポジションをやらせて頂くことになりました!乃木どこの選抜発表で泣いたのは、どっちかっていうと解放感でした。全握のステージで立ちくらみしたのも、ホッとしたからです。正直今まで苦しくて、自分のことを攻め続けて来ました。だから、それが一気に取れたから、体がびっくりしちゃったんだと思います。今は凄くスッキリしています。今まで以上にやる気満々です!!センターじゃなくても、私は輝けるって証明したい。いろんな事を吸収して、必ず力にする。あぁ、凄くやる気満々いろんな事に負けたくない!認めてもらえなかったから認めてもらえるように頑張りたい。いつか、また。そのときが来たら。私は今度こそ自信に満ち溢れていたい。だから皆さん。ちゃんと見ててくださいね。
第3章 乃木坂のために・・・
2014年
2月24日 衝撃発表!!
東京・Zepp DiverCity TOKYOで開催された、AKB48グループの「組閣」(チーム再編成)をメインとしたイベントで、「交換留学生」としてAKB48チームBを兼任することが発表された。
生駒ちゃんは翌25日の公式ブログで心境を語っています。
発表されましたね。皆さん凄くびっくりしたと思います。
不安になったと思います。
今回の事は秋元先生とお話しして自分の意思で決めました。
今回の事は自分にとって大きな変化で。
大きく成長できる物だと思います。でも凄く不安です。
AKB48さんの足を引っ張らないか。。
今まで築き上げてきたものに私が入ったらどうなるのか。。。
今まで乃木坂46を私は、私達乃木坂46は作ってきました。
その乃木坂46に新しい風を吹かせた時どうなるのか。。。でも。自分で覚悟をもって決めた事です。
一生懸命全力で取り組みたいと思います。
乃木坂46を、乃木坂46の私を応援して下さっている皆さん。どうか私を支えて下さい。
私はちゃんと私です。
乃木坂46の生駒里奈として、3年目の坂を上っていきます。AKB48さんのファンの皆さん。
迷惑をかけてしまうと思います。
でも一生懸命取り組みます。
どうかこれからよろしくお願いします。まだまだわからない事が多いので不安ですが、
私は大きく成長できる機会だと信じて全力でいきたいと思います。皆さん。
生駒里奈をよろしくお願いします。
3月31日 「第6回AKB48選抜総選挙」受付開始
大組閣でAKB48 チームBとの兼任が発表された、生駒ちゃんも出場資格があり動向が気になりましたね。
4月4日 立候補しました。
「立候補しました。」と題したブログで第6回選抜総選挙に立候補したことを報告。
今回の立候補。
沢山考えて決断しました。
ただ、これが正解かと言われればわかりません。まだ誰もやった事がなくて、出るのか、出ないのかどちらが良いのかわかりません。
でも私は兼任をすると決めました。
だからAKBさんのいろんな物を見て吸収するんだって。沢山の方をびっくりさせてしまったと思いますが、
必ずプラスにしたいと思いますので、見守って頂けたら嬉しいです。
引用: http://blog.nogizaka46.com/rina.ikoma/2014/04/017746.php
出典: https://www.google.co.jp
4月25日 AKB48 チームB生駒里奈誕生
AKB48劇場に、乃木坂46・AKB48チームB兼任の生駒ちゃんの壁掛け写真が新たに掲示された日です。
この3日後「パジャマドライブ」初日公演で劇場デビュー!!!
出典: https://nogizaka-journal.com/archives/akb48-theater-ikomarina-photo.html
4月28日 AKB48新チームBによる「パジャマドライブ」初日公演
冒頭の挨拶で生駒コールがかかると瞳を潤ませながら「名前を呼んでもらえるか不安だったんですが、皆さんにこうして温かく迎えていただいて、本当に楽しくできてうれしいです。AKB48としての私も知っていただけるように一生懸命全力でがんばります」と挨拶した。
出典: https://natalie.mu/music/news/115555
渡辺は生駒とともに人気曲の1つ「てもでもの涙」を熱唱し、会場を沸かせた。
出典: https://natalie.mu/music/news/115555
「今日初めて劇場公演をやらせていただきました。今まではテレビを通して、1人のファンとして、1人の秋田県民として観ていたので、自分がここに立っていることが本当に信じられず、運命とかそういう言葉で考えないとわからないくらい、すごく貴重な体験をさせていただいているなと思います。私は、AKB48チームBの一員としてチームを盛り上げていけるようがんばりたいと思います。今日は本当に楽しかったです! メンバーの皆さんもファンの皆さんもありがとうございました!」
引用: https://natalie.mu/music/news/115555
と観客やメンバーに思いを伝えた。
6月7日 味の素スタジアムが揺れた日
5月21日に発表された「第6回AKB48選抜総選挙」初日開票速報で56位だった生駒ちゃん。目標は「46」としていたが…
その瞬間がやってきた。徳光さんが発したメンバーは!!
第14位、獲得票数40,089票。乃木坂46・AKB48チームB兼任、生駒里奈!!
味の素スタジアムが揺れた!!
出典: http://blog.goo.ne.jp/entertainment_2005/e/ce05643fdc33f2d8dd27588ea64c89dc
56位という速報順位から14位!それも選抜メンバーに!
出典: http://www.entamenext.com
第6回選抜総選挙で14位にランクインし、選抜メンバー入りを果たした生駒ちゃん!筆者もこの時の選抜総選挙をTVで見ておりましたが、ほんと嬉しかったですね。
8月27日 AKB48の37枚目シングル「心のプラカード」発売
出典: https://www.youtube.com
12月31日 紅白初出場
AKB48として、初の大舞台「紅白歌合戦」に出場しましたね。
出典: http://nogitweet.com
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兼任発表から、2014年は生駒ちゃんにとって激動の年でしたね。
2015年
3月26日 人事異動サプライズ
さいたまスーパーアリーナにて、「AKB48春の単独コンサート~ジキソー未だ修行中!~」において、人事異動がサプライズ発表され、生駒はチームB兼任を解除されることが発表されました。(交換留学終了)
5月10日 3番センター生駒里奈
この日放送された、「乃木坂工事中」でAKB48との交換留学(兼任)を終え、2年半ぶりに生駒ちゃんがセンターポジションとなることが報告された。
放送内では、久しぶりのセンターに対する思いや、兼任で培った経験をどうやって出していこうか思いを馳せていました。
ただ、生駒ちゃんがインタビューで言った一言は印象的でした。
この夏が勝負!これで年末が決まる!「紅白」歌合戦!
自身は、AKB48名義で先に出場しているが、やっぱり乃木坂46として出場したい!気持ちが表れていましたね。
出典: https://www.youtube.com
5月14日 兼任解除、そしてAKB劇場公演最終日
劇場公演(「生駒里奈生誕祭」および「生駒里奈を送る会」)をもって、AKB48としての活動を終了(兼任解除)
アンコールで生駒ちゃんは、
「この劇場には本当に不思議な力があって、今日も全然緊張が解けないんです。ずっと震えていました。歌を歌うっていうことの楽しさをあらためて知りましたし、こうやってチームBのみんなと一緒に公演ができてすごくうれしかったなあ、と思います」
とあいさつし、涙を流す場面があり、
さらに、渡辺麻友が生駒ちゃんへの手紙を読み上げた。
出典: https://www.oricon.co.jp
「約1年間、本当にお疲れさまでした。あっという間の1年でしたね。去年、『大組閣祭り』で兼任が発表されて、本当に驚きました。まさか、公式ライバルである乃木坂46から、しかも私の推しメンであるいこたんが、同じチームBにくるなんて。うれしくて、周りを気にせずに、跳びはねて喜んでしまったのを覚えています。その日の夜に、電話をしたよね。いこたん(生駒)は頑張りたいと前向きに話してくれて、私も精いっぱいフォローしていこうと思いました。ハードなスケジュールで、正直、AKB48グループの中でも一番忙しかったと思います。それでも、弱音を吐かずに頑張っていました。初めて一緒にご飯を食べにいった時、真剣にお仕事について話し合ったよね。考えていることや思っていることがまったく同じで、驚きました。今までも、ここまで同じだった人はいなかったから、ビックリした。お仕事に真剣に取り組んでいるいこたんは、年下ながら尊敬できる存在です。たまに趣味の話題になると、テンションがあがって、肩の力がぬけた感じがするので、安心もします。そういうところが自分と重なるところもあって、身近に感じていました。いこたんがセンターに選ばれたと聞いた時には、『やっぱり、乃木坂のセンターはいこたんじゃないと』って私はずっと思ってましたし、またいこたんが乃木坂のセンターで歌うのをずっと願っていたから、うれしかったです。乃木坂46を飛び越えてAKB48という全く違うところでたくさんのことを吸収して、見違えるほど成長したと思います。どの乃木坂メンバーよりも強くたくましくなったことでしょう。今の生駒ちゃんに怖いものは何もありません。乃木坂のセンターとして、引っ張っていってください。これからはまた違うフィールドで頑張っていこうね。ずーっと、大好き。いこたんの一番のファン、渡辺麻友より」
読み終えた、渡辺から手紙を渡されると、
「ありがとうございます」と感謝し、再び涙を流し、
「最初のころは不安でしたけど、麻友さんが大丈夫だよって言ってくれて、メンバーのみんなも支えてくれました。ファンのみなさんにも感謝でしたし、AKB48のメンバーやスタッフさん全員にも感謝しています。支えてくださることの素晴らしさ、頑張ることの素晴らしさを知ることができました」
とあいさつすると、渡辺から抱き締められ、ほおにキスされた。
出典: https://www.oricon.co.jp
公演の最後には、チームBのメンバーとともに、乃木坂46の代表曲『おいでシャンプー』を披露。
出典: https://www.oricon.co.jp
「まさか、AKB48劇場で、乃木坂46の曲をやるとは。最初で最後だと思います。みなさん、覚えていてください」とアピール。
「この景色、一生忘れません。ありがとうございました! 本当に感謝です」
と頭を下げた。
そしてAKB48メンバーの証だった劇場の壁掛け写真を外し、AKB48チームBとしての最後の劇場となった。
出典: https://www.oricon.co.jp
7月22日 12thシングル「太陽ノック」発売
2年半ぶりの、センター生駒ちゃん!!
出典: https://www.google.co.jp
第4章 夢の舞台へ
2015年
12月29日 生駒ちゃん二十歳!!
自身のブログで「20歳になりましたヽ( ・∀・)ノ」と題し、紅白歌合戦のリハーサル、そしてメンバー、スタッフさんみんなにハッピーバースデー歌ってもらったことを報告していました。
出典: http://blog.nogizaka46.com/rina.ikoma/2015/12/029723.php
12月31日 乃木坂46として紅白初出場
5thシングル「君の名は希望」で第66回NHK紅白歌合戦に初出場を果たした。生駒ちゃん自身は2度目の出場となる今年、念願だった「乃木坂46」として出場している。
出典: https://www.google.co.jp
出典: https://www.google.co.jp
出典: https://www.google.co.jp
2015年を皮切りに、昨年2017年まで3年連続で紅白に出場しており、「乃木坂46」が真のアイドルとして認められた証となっています。
第5章 羽ばたくアイドル
2016年
1月8日 祝!成人
毎年の恒例行事となっている「乃木神社成人式」95年組の3名が新成人となりました。生駒ちゃんもその中の一人。
出典: https://www.google.co.jp
出典: http://news.livedoor.com/article/detail/11044337/
この成人式に多くの報道陣が生駒ちゃんの個人での活躍を予感していた。
それは、2015年に出演したバラエティー番組では編集で使われる場面が多く結果を残しており、トークもこなせるアイドルという印象があったようですね。
そして、乃木神社成人式で記者の質問に生駒ちゃんの返しが気の利いた答えであることから「2016年生駒里奈個人活躍説」が出たようです。
記者達が予感していたことはズバリ的中し、2016年生駒ちゃんは個人で活躍する場が多くなった。
1月11日 『新成人アワード2016』でグランプリを受賞
このアワードはさまざまな分野で活躍している新成人の中から、今年飛躍が期待できる人物を一般投票で選出し、称えるもの。
集まった約6万票の集計の結果「今年最も飛躍が期待できる新成人」として、生駒ちゃんが選出された。
生駒ちゃんは放送にコメントを寄せ
「こういったグランプリを頂くのは初めてで、私以外にもっと有名な新成人を迎える芸能人の方がいる中で皆さんに選んで頂けて、20歳の私のひとつの自信になりました」
と受賞を喜んだ。
2月21日 ANNA SUI春夏ビジュアルモデルに抜擢
特定ブランドとのモデル契約は初の出来事。2月23日から7月22日までの5か月間アジア圏ビジュアルモデルを務めることになった。
抜擢の経緯が納得でしたね。
ANNA SUIが、2016年に日本上陸20周年を迎える。
日本で幅広い層に支持され親しみのある女性。
そして同じく20歳となる女性の中から、フレッシュでフェミニンな魅力の中に流されない芯を持つロックな女性。
として生駒ちゃんが起用。(納得感ありありですね)
出典: https://www.google.co.jp
出典: https://www.google.co.jp
2月24日 ソロ写真集『君の足跡』発売
この写真集には、生駒ちゃんの持論が盛り込まれたものでもある。
セーラー服での写真を切望し、
「セーラー服を着るのは10代なら許される。20歳を超えたら撮れないと思う。なぜなら、作品じゃ無くなって、コスプレになってしまうから」という持論とともに、カメラマン青山裕企氏とのやり取りで、「黒いセーラー服に、黒いタイツは私の趣味です」とわがままをぶつけたようだ。
出典: https://www.google.co.jp
第6章 頂点へ
2016年の成人式に記者たちが予感したことは的中した!2016年初めから2017年の年末まで、生駒ちゃん個人での活躍が目覚ましかった。
バラエティーは勿論、映画、ドラマ、舞台、ラジオ、CM等に引っ張りだこだった。正直見ない日が無いくらいメディアに映し出されていましたね。
2017年
12月29日生駒ちゃん22歳誕生日
この日生駒ちゃんは、22歳の誕生日を色々な思いをもって迎えたのでしょうね。
12月30日 日本レコード大賞 大賞受賞
ついに、この瞬間が訪れましたね。待ちに待った瞬間でした。まさに乃木坂46の2017年頂点の日でした。
出典: https://www.google.co.jp
生駒ちゃんは、自身のブログでレコード大賞について語っています。
第59回輝く!日本レコード大賞で、
まさかの大賞を受賞いたしました!!あやねちゃんと一緒にインフル踊れたのが1番嬉しかった(*´꒳`*)!!♡
どんな賞も名誉もあまり私は興味ない人だったのですが、
賞を取りたい
ではなく、
みんなでブレない自信を持ってパフォーマンス出来たのが認めてもらえたのだと
それが嬉しかった。
私はね(*´꒳`*)
みんな泣いてて可愛かった♡
引用: http://blog.nogizaka46.com/rina.ikoma/?d=201712
12月31日 3年連続出場 紅白歌合戦
この日、生駒ちゃんは自身のブログを更新し、29日の誕生日の出来事、30日のレコード大賞の事に触れていました。
そして、来年(2018年)の抱負を語っています。
来年は、
私は生き残りたい。
生き残りたいって一番難しい。
だからこそ挑戦したい。
泥だらけに、傷だらけになって、高い壁を何回もぶち壊したい!!
私は、それが自分らしいと思うから。
安定して出せる技術も身につけなければならないですけどね。
引用: http://blog.nogizaka46.com/rina.ikoma/?d=201712
この時は、正直…乃木坂46での生き残り、と・・・思っていた。でも、もっと広い視野で考えていたんだね。
エピローグ
年も明け2018年、日本レコード大賞、紅白歌合戦3年連続出場、興奮冷めやらぬ新春。
もしかしたら生駒ちゃんは2017年の年末「これが最後の・・・」と思いながら活動していたのかな…と思う。
2018年
1月31日 突然の卒業発表
『乃木坂46、生駒里奈を応援して下さっている皆様』
乃木坂46オフィシャルホームページでありました通り
乃木坂46の次回のシングルを以て
私生駒里奈は
乃木坂46を卒業する事になりました。
卒業に至った経緯は、
今年、同学年の方は新社会人として新たな挑戦をする年です。
20歳になった頃から、大人として一人で生きていくためにはどうしたらいいのか、
具体的に自分のこれからを考えた時に私はこのままでは足りないなと、
プラスで自分を高めないといけない。
ここだけじゃ足りないと思う様になりました。
どこかまたチャレンジ出来るタイミングはと考えた時、ここだと自然と考える様になり
今日発表させて頂きました。
突然の事ですので、驚いた方がいらっしゃったら申し訳ないです。
今まで沢山応援して下さった皆様、
毎回握手会などで私に素敵な言葉を下さった皆様
本当にありがとうございます。
早いよとか、まだ乃木坂でやる事沢山あるんじゃない?とか
卒業を考えた時、家族や親友、芸能界の先輩方に沢山のアドバイス頂きました。
確かに、まだ乃木坂46でやる事はあると思います、
ですが、今の乃木坂46は最強です。
だからこそ安心して任せられるのです。
乃木坂で経験した事は、私の盾となりずっと守ってくれる事でしょう。
それだけ私には勿体無いくらいの事を教えてくれました。
だから、自信を持って次に行きたい。
どうか、私の背中を押して下さいませんか?
卒業日など細かい事はこれからスタッフさんと話し合って決めて行きたいと思います。
残りの乃木坂人生をファンの皆様と、メンバーと
スタッフさんと楽しく過ごしていけたらと思っております。
よろしくお願い致します
生駒里奈
引用: http://blog.nogizaka46.com/rina.ikoma/2018/01/043108.php
まとめ
これまで、6年あまり乃木坂46を牽引してきたメンバーであることは勿論ではありますが、結成当初のメディアへの対応には相当な重圧があったんだろうと思います。
その中で、生駒ちゃんは苦難を乗り越え成長していったんだと筆者は思います。
生駒ちゃんの卒業発表に、多方面からのコメントが寄せられているのは、やはり乃木坂46の「顔」であったことと、メディアでの露出度が物語っているのでないでしょうか。
まだ、卒業時期は分かりませんが卒業までの期間の中で、乃木坂46だけでなく、アイドルシーン全体にどのような功績を残していくのか。また、多くのファンに生駒ちゃんの乃木坂46として記憶に残る歴史を焼き付けて欲しいものです。
そして、その時が来たらみんなで「生駒里奈」の背中を押してあげましょう。