乃木坂46のエースといえば白石麻衣さんと西野七瀬さんを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、初期の乃木坂46を支えていたのは間違いなく生駒里奈さんです。
しかし、生駒里奈さんをネットで調べると[不人気]というワードが出てきます。なぜでしょうか。その理由を調べてみました。
プロフィール
出典:https://48pedia.org
ニックネーム | いこまちゃん |
所属事務所 | 乃木坂46合同会社 |
生年月日 | 1995年12月29日 |
出身地 | 秋田県 |
血液型 | AB型 |
身長 | 154cm |
生駒里奈さんは、学校生活から逃げ出したかった時に乃木坂46のオーディションに出会います。それだけ乃木坂46にかける想いが強かったこともあり、初期の生駒里奈さんは常に全力で時に自分の限界を超えるほどいっぱいいっぱいだった印象があります。
初期の乃木坂46といえば生駒里奈
出典:https://www.google.co.jp/
1stシングル『ぐるぐるカーテン』から5thシングル『君の名は希望』までのセンターを務め、AKB48との交換留学も経験し、乃木坂46に新しい風を何度も吹かせてきた生駒里奈さん。
初期の乃木坂46を知っている人は、「乃木坂46=生駒里奈」という場合が多く、まさに乃木坂46の顔でした。当時アイドル界を独走していたAKB48の”公式ライバルグループ・センター”という、15歳の女の子が背負うには大きすぎるものを抱えて走り続けてくれたことは、他のメンバーもよくインタビューなどで語っています。
生駒里奈さんの乃木坂46に対する想いが強く感じられたのが、ドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』での1シーン。
2012年に行われた「16人のプリンシパル」公演。この公演は、1回目の公演を観た観客による投票で2回目の公演のメンバーが選ばれるという精神的にもつらい緊迫した舞台でした。とある日、メンバーの松村沙友理さんが役を与えてもらうことができず自信を失い、自暴自棄になってしまって生駒里奈さんと口論になります。
松村沙友理さんは、「私と仕事をしたくない人がいっぱいいるんだよ」「私もう向いてない、辞めたほうがいい」「私ここにいない方がいい」「(大学にも行けたのに)それを全部捨ててここに来たのに」と、生駒里奈さん達に思いをぶつけると、生駒里奈さんも「ウチだって友達とか捨てて来たさ」と涙を堪えながら話します。
このシーンは苦しすぎて見るのがつらくなりますが、生駒里奈さんの乃木坂46を大事にしたいという想い、だからこそメンバーにも真剣にぶつかるという想い、それが痛いほど伝わってきます。
握手会の評判が悪い?
出典:https://www.google.co.jp/
生駒里奈さんが不人気と言われる理由のひとつに、「握手会の評判が悪い」があるようです。
握手会の欠席率が高く、外仕事による疲労や体調不良が理由とはいえ、それを快く思っていないファンが批判しているとか。
しかし、それ以上に大きな理由としては、”アイドルグループのセンター”としての宿命もあるのかもしれません。
センターは良くも悪くも注目を集めます。曲が売れなかったら「センターを代えるべきだ」なんて意見も出てきます。特に生駒里奈さんはデビューから5作連続でセンターを務めていて、売れ初めのアイドルグループのセンターは叩かれやすい存在。
“不人気”と言われてしまうのは、そのような意見が重なって生まれたのではないでしょうか。
まとめ
出典:https://www.google.co.jp/
それでも、生駒里奈さんは乃木坂46に必要不可欠な存在です。
それを改めて感じたのが、真夏の全国ツアー2017。
2017年7月に行われた明治神宮野球場公演では、3期生、2期生、1期生の順に期ごとのステージで始まりました。生駒里奈さんがいる1期生は1人ずつ名前を呼ばれながら登場。最後に呼ばれたのが生駒里奈さんでした。スクリーンに生駒里奈さんが映し出され、立ち位置につくと、『制服のマネキン』のイントロが流れます。
『♪君が何かを言いかけて』と歌い出しの生駒里奈さん達のパートに続けて「いこま!」というコールが入るのですが、そのコールの声の大きさが、生駒里奈さんが真ん中に立つ意味を物語っているように感じました。
また、同じく真夏の全国ツアー2017のファイナルである東京ドーム公演でも、1曲目は『制服のマネキン』。乃木坂46にとっての大きな目標のひとつであった東京ドーム公演。この公演の1曲目にセンターに立つのは、やはり生駒里奈さんが相応しかったと感じるファンが多かったようです。
『いつかできるから今日できる』で涙を堪えながら歌う生駒里奈さんにもらい泣きしたファンも。
2017年12月に22歳になる生駒里奈さん。
15歳だった頃と比べればだいぶ大人になりましたが、それでもまだまだ未来に可能性を秘めています!